i-ACTIV AWDを考える

2019/05/16追記:
どうやらアップデートされてコーナリングの姿勢制御にも使われるようになったらしい。
Blogに書きました

買ってからウンウン唸って考えるのもあれだけどw
どうしても解せない話があったのでちょっと考察してみた。
掲題の「i-ACTIV AWD」とはマツダ車に搭載されている2WDと4WDを瞬時に切り替える機能だ。

ただどうもこの機能、評論家やブロガーのレビューを見ていると
「走りが段違いにいいからAWDにしろ」
と言われている。
だから俺も買う前は、スバルのフルタイムAWDのようにコーナーで安定するのだとばかり思っていた。
スバルのAWDについてはこちらの記事が詳しい。
だが、マツダのHPのどこを読んでも「コーナーで安定」とは書かれていない。
4WDが機能するのは
「前輪がグリップを失った、あるいはその予兆がある時」
という説明がなされている。
このCarWatchの記事に詳しい事が書いてある。
路面の乾いたドライコンディションであれば100%前輪駆動(FF)で動いているそうだ。
実際はシステムの遊びをなくすため、後輪にも僅かながらトルクを掛けているそうだが、これが走りを安定させるほどの出力でないことは読み取れる。
これはとあるブロガーさんの記事を読んでの感想。
GVCに関与するほど絶えずAWDのトルク配分を行っているシステムではない。
先のCar Watchの記事にある「トルクベクタリング機能は自然なハンドリングを実現できていないので導入されていない」というところを読んでも分かる。
つまりスバルのようにコーナーで4輪全てのトルク配分を考えた機能は搭載されていないはずなのだ。
故にGVCに関しても4輪制御ということはない。
GVCは簡単に説明すると、ターンイン時にアクセルを戻して前輪の接地を稼ぎ、ターン中はアクセルを開けて荷重を後ろへ少し戻す(パーシャルと言われる状態)、そしてGVC+ではターンアウト時に外側のブレーキを軽く掛けて直進方向へベクトルを向けるという仕組み。
つまりアクセルの開閉(と+でのブレーキ操作)を自動で行って微妙にトルクをかけてGを減らす機能なのでトルク配分を行っていない機構上、仮に前輪が滑り始め後輪にトルクが掛かった状態で発動しても制御自体は変わらないはずだ。
なのでFFのCX-5からAWDのCX-8に乗り換えたという件のブロガーさんはこの2車の操作性の差のはずである。
ホイールベースが伸びて旋回性は下がったが直進する(ターンアウト時の)挙動が変わった、あるいはプロペラシャフトや後輪デフの車重増による安定感があるか。
とは言えもちろんi-ACTIV AWDは無駄な機能ではない。
何度も出ているが「滑った、あるいは滑りかけたときにトラクションを4輪へ分散する」ことにより、悪路、雨、雪、この時期だと枯れ葉が積もった峠道などでかなりの安心感を生むはず。
またコーナー立ち上がりでは空転しようとする力を素早く後輪に分散するという記事もあったので大トルクを誇る2.2ディーゼルを存分に使うことが出来るだろう。
限界ギリギリのコーナーワークでAWDが発動するのかは試してみたいがここまで書いた通りそれはないかと。
でもマツダのホームページには「是非体感して下さい!」って書いてあって、どうすれば良いのか…w

素人考えですのでご指摘お待ちしております。

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