死神の鎌

 死神が持ってるおどろおどろしい鎌。
 あれに首をキュッと押さえられてると、もうダメなんだろうな。
 これは今シーズン途中で残留争いを見て思ったこと。



 確かに今年のセレッソは開幕ボロボロ、0-3で最下位スタートという「こりゃ今年も最後まで残留争いだな」と思わせる出来。
 そしてその試合で勝った大宮をはじめ、降格した、あるいは争いに巻き込まれたチームは軒並み勝ち点を稼いだ。
 ただシーズン途中に立て直しが成功して、W杯中断を挟んだ後は破竹の連勝で最終的に3位。
 上出来すぎるとは思うが、冒頭の鎌が見えなかったのは確かだった。
 01年、06年。降格したときにはこれが見えた。
 何をやっても勝てない。戦力ダウンを余儀なくされていたがそれでもそれに替わる策も悉く失敗に終わる。
 勝てそうな試合をロスで落とし、残留直接対決では放出した選手に決勝弾を浴びる。
 ああ、あの感覚は死神だったんだな。
 J2へ引きずり込むあれに取り憑かれたらおしまいなんだ。と。
 FC東京にはきっとあれが見えたんだろう。
 最終節のカードを見た時はこれは神戸に取り憑いたかと思ったが。
 足掻いても足掻いても、あの鎌が首もとに当てられている限り無理なんだなあ、と。
 取り憑かれたことが分かった瞬間に手を打たないと。
 それも見ないふりをするのではなく対峙して取り組まないと。
 それでもまあ、落ちるチームは出てくるのだけど。
 うちはまた来年ACLというチャレンジと「絶対残留」J1定着、上位進出、を目的とせねば。
 あの希望だけを信じて週末を待ち、絶望のうちにシーズンが終わるあの感覚はもう味わいたくない……。
日々精進。

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