ライブドアショックと日常

 IT関連というと聞こえが良いが、俺はしがないプログラマー。
 昨日はホリエモンが逮捕されたというニュースが夜のTV放送を占めた。
 実はあまり関心がないので、何の容疑かも知らない。



 そもそも、俺はライブドアが何をする会社なのかを知らない。
 例えば同じようにIT関連というと楽天やらYahooJAPANのソフトバンクなどが浮かんでくるが、この2つは主たる業務内容を知っている。
 ソフトバンクなんかは昨今のITブームでポッと出たように見られがちだが、昔から技術系資料の出版などコンピュータ関連には一日の長がある。
 楽天も黎明期から最大のインターネットショッピングモールとして名高い。
 ではライブドアは?
 俺は0円プロバイダーとしてのイメージしかない。
 これもインターネットがまだ電話線とアナログモデムで接続されていた頃の話であり、プロバイダー料金も時間課金されていたような時代のことだ。
 今やADSL回線使用込みで3000円ぽっきりという時代、さすがにこんな業務はもうやってないだろうと思う。
 そしてライブドアのページのぱっと見はYahooのぱくりかと思うようなデザイン(さっき見てみたら今でもそうだった)で、当時はYahooの方が使い勝手も情報量も上だった。
 なのに、いつの間にやらホリエモンが頭角を現し、メディアに露出し、IT界の寵児とまで言われている。
 繰り返しになるが、俺はライブドアが何の業務をやっているのか知らない。
 IT関連業者で働いているのにも拘らずだ。
 ちなみにソフトバンク、楽天は係わった事もある。
 俺から見ればライブドアは実体のない会社なのだ。
 それなのに株価は上がり、ライブドアは業績を伸ばしている。
 楽天ならショッピングモールの売り上げが伸びるとか、主たる要因からの好調は予想できる。
 おかしな話だと思っていた。
 ライブドアは結局「マネーゲーム」をしていただけのようだ。
 他所の会社を買収し、その業界に食い込む。
 そこであがった利益をまた別の会社買収に当てる。
 もちろん三木谷氏や孫氏も同じように業績を伸ばしたのかも知れない。
 あるいはサイバーエージェントなど、ヒルズ族とか言われる人たちも同じなのかもしれない。
 でも、成功していると思える会社は、何かしら実体を持っていると思う。
 IT関連は隙間だらけである。
 例えばここがこうなったら便利なのにとか、こういうものがあればいいな、なんて欲求は誰もが持っている。
 それをパソコン(とネットワーク)、そして頭脳(アイデア)でちょいちょいと埋められてしまう。
 でもそこに実体と呼ぶにふさわしいものがないことも、関連業者なら知っていると思う。
 実体のない会社に投資した人はそのことに気づいて株を投売りした。
 無論、ホリエモンというパーソナリティに投資したという部分も考えなくはないが、それなら家宅捜索の段階で株を売り払う人はいまい。
 世界一の会社を作ると豪語していたホリエモン。
 実体もないのに何を持って世界一になる気だったんだろうとつくづく思った。
俺はしがないプログラマーで居ても良いかな。

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